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アウトドアの基本は焚き火 人類の記憶を呼び覚まそう


 焚火, 焚き火

炊事はガスに電磁調理器

暖房はエアコン

明かりはLED

これが街や家での日常生活。いざアウトドアフィールドに繰り出したとしても、炊事はガスかガソリンバーナー、暖房は携帯用ヒーター、そして灯りはLEDランタン。すべて文明の利器でまかなえてしまう。最近のキャンプ場には電気が使える「電源サイト」のサービスもあるからなおさらだ。

 でも大自然の元に繰り出したなら、まずは焚き火をしてみたい。燃え上がる炎は熱と光、憩いをもたらす。類人類が初めて火を手にして文明への道を歩み出した、はるか数十万年前の知恵と心情に立ち返ってみたい。スマホはとりあえず置いておいて、ゆるやかに燃え上がる炎を眺めれば、自然と心は落ち着き一体化していく。あたかも、昭和の時代のテレビのように、団らんの中心として暖かく輝いていく。

焚き火をするためには何が必要なのか

焚き火台

焚き火は基本的に地面に直に薪を組んで火を焚くもの。だから火を焚けばどうしても地面を黒く焦がしてしまう。そこで昨今のキャンプ場では「直火禁止」が大半、焚き火台は必須だ。

さて一口に焚き火台と言っても、ただ火を焚くだけのタイプから、上にBBQ用の焼き網、さらには重いダッチオーブンを吊る仕掛けのあるモデルまでさまざま。セレクトには戸惑うだろう。ここでは普通に火を焚けてBBQもできるモデルを紹介したい

・スノーピーク 焚火台M

▲商品詳細

・ユニフレーム ファイアグリル

▲商品詳細

・ユニフレーム 焚火ベース450
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出典:ユニフレーム

特にユニフレームの「焚火ベース450」は口が広いため、大型の薪が入る。さらに飯ごうやダッチオーブンも吊れるフック付き、アウトドア料理にはもってこいだ。
一方で「ただ火が焚ければいい、炎の美しさを楽しみたい。そして軽くてコンパクトなモデルが欲しい」という方にお勧めのモデルは

・モノラル ワイヤフレーム

出典:MONORAL

不燃繊維で織りあげた布地の火床はクルクル巻けてコンパクト収納、そして全体重量は1㎏にも満たない。だが不燃繊維とはいえ使うたびに繊維が傷むので、定期的な交換が必要、そして重いダッチオーブンなどは載らないので注意したい。

薪を燃料としてこそ焚き火だ。キャンプ場で売られている薪は、大抵は杉の端材だ。だが杉材はかんたんに火が付くものの、すぐに燃え尽きてしまう。きれいな熾火にはならず、ダッチオーブン調理で蓋に載せる「上火」には使えない。だから、クヌギやナラなど広葉樹の薪も用意したい。広葉樹の薪は火付きこそ多少は手間取るが、一度火が付けば高い熱量を出して長期間燃え続け、焼肉やダッチオーブン調理に最適の火加減となる。

つまり点火の際には杉など針葉樹の薪を使い、火が燃え上がったら広葉樹の薪を投入すれば要領よく火を繋げられる。

なお、生木や湿った薪は火が付かず時間の無駄になるばかりか、大量に煙を発して他のキャンパーの迷惑となる。ペンキのついた廃材は燃やせば悪臭を発して、これも周囲の迷惑。必ず「よく乾燥した天然木」を薪として使いたい。

 焚火, 焚き火, 薪

着火剤

焚き火ビギナーは、念のため「着火剤」を用意したい。市販の着火剤にはジェル状と固形状の製品があるが、固形状の品が便利。まず焚き火台の火床に置いて点火し、その上によく乾燥した薪の小片を重ねていけば簡単に着火する。

だが焚き火マイスターを目指すなら「キャンプ場でも拾える、天然の着火剤」にこだわってみたい。日本本土の平野部なら「乾燥した杉の葉、あるいは松葉」「乾いた松ぼっくり」「竹の皮」「枯れた竹」「ヨモギやセイタカアワダチソウの枯れた茎」。山岳地帯や北海道なら「シラカバの木の皮」が着火剤として最良。なお路上に散らばる落ち葉、枯葉は湿気を吸いこみやすいので、着火剤として上手く燃え上がらせるには多少のコツがいる。

雨の日には、キャンプ場で「乾いた天然着火剤」は拾えない。そんな日は段ボールを細かく裂いて着火剤としよう。段ボール箱は高熱を上げて燃え上がる。

 焚火, 焚き火, 薪

▲商品詳細

着火道具

着火道具はライターで充分。だが喫煙用のライターを使って組み上げた着火剤や薪に点火するには、「奥まで差し込みにくい」という問題がある。だから「チャッカマン」のように、薪の隙間に差し込める細長いものを使用すればいい。

 こだわり派ともなれば火打石、さらには木の摩擦で着火する人もいる、だが、最初からそこまで入れ込む必要はない。

そして、これは自宅でもいえることだが、マッチやライターは必ず子供の手の届かない場所に隠しておくこと、今回の焚き火で面白さを知った子供が、安易に真似をしてしまわないとも限らないからだ。

▲商品詳細

火ばさみ

一旦火が付いた薪を動かしたくても、燃え上がる薪は素手ではつかめない。そんな時の手強い味方。伝統的な「火箸」よりも確実に薪をはさめる。ダッチオーブンで蓋の上に「上火」の熾火を載せる時は、火ばさみが無ければお手上げだ。

▲商品詳細

うちわ、火吹き竹

火は新たな酸素を取り入れることで、さらによく燃え上がる。そんな時に風を送るアイテム。なお風の送り方にはコツがある。これに関しては後述しよう。

鉈、ノコギリ

キャンプ場で売られている薪は燃えやすい杉材だが、さすがに大きな木片にいきなり点火するのは難しい。割って細い薪に加工すれば火付きは断然に早くなる。先のとがった「剣鉈」よりも、安全な「角鉈」タイプ、そして刃の断面がr字型の「片刃」より、v字型の「両刃」タイプが薪割りによい。

 焚火, 焚き火

▲商品詳細

バケツ

焚き火の際には、万が一を考えて傍らには水を張ったバケツを常備する。さらに「安全な消火」のためには是非とも必要だ。火に関係した用途のため、ビニールやプラスチック製のバケツではなく、ブリキ製のバケツが安全だ。

用意が整ったら、次に「焚き火をしてはいけない場所」に注意しよう

1:草が茂った場所

いくら焚き火台の上で焚き火をするとはいえ、草が茂った場所での焚き火は厳禁、焚き火台のまわりの草が過熱で乾燥し、引火しかねない。青草が茂った春夏でも危険だが、ましてや冬枯れの季節には山火事の元だ。

2:テントの風上の場所

自然界で、無風に近いコンディションは滅多にない。強弱の差こそあれいつも風は吹いている。風向きや強弱のまま、火の粉や煙は飛び散っていく。その方向に化学繊維製のテントがあれば火の粉で穴が開き、最悪の場合は炎上しかねない。そして風が強いときは、風下や風上にかかわらずアウトドアでの火の使用は厳禁としたい。乾燥した気候での強風下では、火の粉は数百メートル先にまで飛び、容易に火災の原因となる。

3:木の下

涼しい木陰、雨をしのげる木陰。だがその下で焚き火をすれば、木に炎が移りかねない。特に十分な手入れをされていない杉の木の下で焚き火などすれば、立ち枯れの枝に火が移り木は巨大なタイマツと化してしまう。周囲にかける迷惑は計り知れないだろう。

4:砂の上

この項では「焚き火台」を使った焚き火を紹介している。だが念のため、「直火の際に絶対に焚き火をしてはいけない場所」を伝えたい。それは「砂の上」だ。

周囲に燃える物がない砂浜などは火を焚くには最適に思えるかもしれない。焚き火に砂をかければ、安全に消火できるように思えるかもしれない。だが、乾いた砂をかけた程度で火は消えず、砂の中でくすぶり続ける。知らない第三者が裸足でそこに踏み込もうものなら、熱せられた砂で足全体に大ヤケドをしてしまう。実際、海水浴場での心無い焚き火で足に大ケガをした事例が過去にもある。絶対に加害者になってはいけない。

仮に「どうしても砂浜で焚き火をしなければならない状況」が発生した時は、焚き火を終えたら大量の水をかけて完全消火&完全冷却した上、そこで火が焚かれたことを示すため「燃えさし」を目に触れるように置くのが安全だ。

焚き火に必要なもの、焚き火をしてはいけない場所。
これらを理解した上で、いよいよ点火へと移ろう。

1:まず、焚き火台の上に着火剤を載せる。市販の着火剤としては、オガクズの塊に灯油を染み込ませた「文化たきつけ」が安全&確実だ。ここでは固くねじった新聞紙を使った。

着火剤の上に、燃えやすい杉の枯葉、松葉、乾燥した小枝を載せる。北日本であれば、焚き付けにはシラカバの樹皮やエゾマツ、トドマツの枯れ枝が最適だ。最初に火をつけるのは新聞紙なので、新聞の端は小枝に埋もれないよう、手が届きやすいよう、必ず露出させておくこと。

 焚火, 焚き火

2:いよいよ着火。燃える新聞紙から小枝の塊全体に要領よく火が回った。

 焚火, 焚き火

3:薪をくべる。ここで使用したのは堅くて着火しにくいケヤキやクヌギの薪だが、よく乾燥した小枝の威力で容易に着火した。

 焚火, 焚き火

※注意点

・炎は上へ上へと昇る。だから必ず着火剤の上に小枝、小枝の上に薪を載せること。「となり」に置いたのでは火は付かない。
・もし火が起きにくいなら、小枝などを足して再度着火するのが確実。だが、「ジェル状の着火剤」は絶対に「継ぎ足し」しないこと。引火して事故の元だ。

・着火したての時は、ウチワや火吹き竹などで強い風を送らない。燃焼ガスを吹き飛ばしてしまい、結局は燃焼の邪魔。ろうそくの火を吹き消すのと同じことだ。子どもを慈しむように、穏やかな風を送ろう。

立ち上っていた炎もすっかり落ち着いた状態から炎を強めたい、そんな時こそ火吹き竹の出番。熾火に薪を足して多少時間を置き、煙=燃焼ガスが出始めた頃合いを見計らって強い風を送れば確実に着火する。弱い炎は風で消えるが、熾火や炭火は風を受けて燃焼する。

太くてかたい広葉樹の薪に完全に炎が回ったら、完全に成功。火ばさみで薪の角度を変えるなどして、火力を調整する。薪を平面に置けば酸素の流入や上昇気流が抑えられ、火力も落ち着き薪も長持ちする。角度をつけて薪を置けば、上昇気流が発生して一気に燃え上がる。だが薪の浪費にもつながる。
煮込み料理の熱源に、夜の語らいのセンターとしてさまざまに演出したい。

 消火

家族団らんの語らいを演出してくれた焚き火も、キャンプの終了などタイムスケジュールに従い終了の運命と相成る。火を消すにはただ水をかければいい、は大間違い。緊急時ならともかく、燃え上がる焚き火にいきなり水をかけたら周囲に大迷惑だ。

水は熱を受けて瞬時に水蒸気となり、灰を巻き上げ周囲は煙幕状態となる。この現象を「灰神楽」という。時代劇などでは刺客に襲われた主人公が咄嗟に火鉢に水をかけ、灰神楽の混乱の中で逃げ延びるシーンがある。だが現実のキャンプ場でこれをやったら大ヒンシュク、そもそも、焚き火台も急に水を浴びて冷やされることで金属部分が劣化してしまう。だから、手順を理解した上で要領よく進めていこう。

まず、火が燃えるためには次の3つの条件がそろわなくてはいけない。

「燃料」

「酸素」

「発火点以上の温度」

つまり、火を消すにはこれらの条件を一つ一つ無くしていけばいい。
燃える物が無ければ、火は燃えない。酸素を遮断すれば、火は消える。発火点以上の温度に冷却、簡単に言えば、水をかければ火は消える。キャンプ場などで火を消すにはどうすればいいのだろうか。

1:薪をくべるのを止める

キャンプ場チェックアウト時刻の数時間前になれば、撤収を見越して火に薪をくべるのを止める。大抵のキャンプ場では午前11時頃がチェックアウトなので、夜明けのコーヒーに朝ごはんを楽しんだら、薪をくべるのを止める。燃える物が無くなれば、火は消える。

 焚火, 焚き火

2:残り火を水に浸け、一つ一つ消火

焚き火台の火床に残った熾火を火ばさみでつまみ上げ、バケツの水につけて一つ一つ消火。「バケツの水を焚き火台にかける」のではなく、「バケツの水に、火をつける」。だから持参するバケツはプラスチック製ではなく、ブリキ製が安全。

 焚火, 焚き火

3:残り火や灰を水入りバケツに入れ、完全消火

大きな燃えさしを消したら、焚き火台の火床に残った灰や細かい熾火をバケツの水に投入し、完全に消火する。あくまでも、バケツに汲んだ水に灰や残り火を入れる事。焚き火台に水をかけたら、前述の「灰神楽」が発生する。
完全に消火できた炭や灰は、キャンプ場指定の「灰捨て場」に捨てさせていただこう。

 焚火, 焚き火

4:焚き火台を分解して洗う。

完全消火できた頃には、焚き火台は手で触れられる程度に冷めている。焚き火台を分解して水場できれいに洗い、専用バッグに納める。あとは他のテーブルやチェア、テント、タープ、ランタンともどもラゲッジに詰め込み完全撤収!

 焚火, 焚き火

以上、キャンプ場での安全な焚き火の手順。
次回以降は、焚き火で薪の組み方やアウトドア料理の手順も紹介していきたい。

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