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必見!キャンプ初心者のためのキャンプ場マナー集


キャンプ場, キャンプ

「三密」回避から、にわかに注目され始めたアウトドアレジャー。
ホテルやイベント会場同様、キャンプ場を利用するにあたっても様々な決まり事が存在する。
初心者のために、それら「マナー」を解説してみたい。

1:自身のスキルに合わせて、キャンプ場を選ぶ

まずはキャンプ場えらび。ガイドブック、あるいはネット上の口コミ情報を検索した上で、お好みのキャンプ場を選ぶ。

景色はいいか?
レンタル設備が充実しているか?
あるいはトイレがきれいか?
焚き火にこだわる人なら、広葉樹の薪が買えるか?「直火焚き」ができるか?
近隣に買い出しできるスーパーマーケットがあるか?
はたまた、火傷などのケガをした場合、近隣に病院があるか?

そんな問題をクリアできる、ベストなサイトを選ぼう。
一番大事なことは、キャンプ目的地が「自宅から2時間以内」の距離にあること。
どんなに素晴らしいキャンプ場であっても、遠すぎれば行くだけでヘトヘト。
着いた頃には真っ暗闇でテントも張れない…そんなトラブルは避けたい。

 「これは!」というキャンプ場を見出したら、いよいよ予約。
昨今はネット予約が主流だが、あえて電話予約もおすすめ
スタッフと直接に言葉を交わすことで、現地のナマ情報が得られるからだ。

2:前日には、備品の点検&食材の下ごしらえ

予定日前日
キャンプグッズの点検をしよう。
テントや寝袋に破れやほつれは無いか?
ペグの数が十分にそろっているか?
バーナーのガス残量は十分か?
ナイフ類はきちんと研ぎあがっているか?

あるいは食材類の下ごしらえ。
冬場は問題ないが、生肉、生魚類は夏場には腐りやすい。前もって「タレ」などに漬け込みファスナー付き袋に仕込んでおけば、ある程度の保存が見込める。
しかも、美味い!

3:到着したら、まずは挨拶!

キャンプ場のチェックイン時間は、午後12時以降の「昼下がり」が多い。渋滞などの道路状況を見据えた上で、朝の9時ごろには出発しよう。
途中のトイレ休憩もかねて「道の駅」に立ち寄れば、地域限定の「グルメ」を見出せることも。ぜひとも買い込んでディナーに活用したい。
いよいよキャンプ場到着。
前記のように、チェックイン時間は昼下がり
あまり早く着きすぎては、前日の宿泊客のチェックアウトとかち合ってしまう。
スタッフを混乱させてしまうのは避けたいので、時間を守ろう。

チェックイン時には、まずスタッフに挨拶。
そして既定のサイトに案内されたら、周囲のサイトの「ご近所さん」にも挨拶。
一晩のご近所さんもキャンプ仲間、親しくなれば料理の「おすそ分け」が見込めるかも。

4:サイト設営はコンパクトに!

いよいよサイト設営
寝室としてのテント
リビング&イベントスペースとしてのタープ
キッチンとしてのバーナー&焚き火台
そして手洗いほか生活用水としてのウォータージャグ。

冬は陽が落ちるのが早いので、午後3時までには済ませたい。

キャンプ場のサイトは、自由に場所を選んでテントを設営できるフリーサイトと、細かく区画されたサイトがある。オフシーズンのフリーサイトならば客足はまばら、バエるサイトを演出しようと、空間を独り占めするのは厳禁
他のキャンパーの通路をさえぎって邪魔になるのは言うまでもないが、テントにタープ、あるいは車の位置を離しすぎたサイトデザインは疲れる。
荷物の積み下ろし、料理の取り分け、何気ない小物の持ち運び…、そんな何気ないしぐさのたびに歩き回らなければならず、結局は体力を消耗してしまう。

5:焚き火に注意!

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キャンプの楽しみ、それが焚き火。だがトラブルの元になるのも焚き火。

火を焚けば、火の粉が飛ぶ。火の粉で大切なテントを傷めないよう、かならず焚き火台は「風下」設置しよう。だが風が強ければ、自身のサイトは無事でも風下側のキャンパーの迷惑になることも。そんな状況下では、焚き火はきっぱり諦めたい。

そして、燃料にも注意したい。焚き火の薪は、かならず「乾燥した天然木」を用いること。ペンキのついた廃材などは、焚けば悪臭を放って迷惑になる。

また「節約」と称して、途中の山林で拾ってきた枯れ木を薪に使うキャンパーもまま見られる。だが雨の多い日本の気候では、森の中に落ちている枯れ木がきれいに乾いていることはあり得ない。湿った朽木は着火に手間取るばかりか、大量の煙を発して周囲のキャンパーにも大迷惑!

6:周囲をジロジロ見回さない

キャンプサイトではキャンパーが自慢のテントを麗々しく立ち上げてサイトを彩る。見回せば「あ!これ欲しかったテントだ!」「こんなデザインもあるんだ!」など、新たな発見があるだろう。だがどんなにすばらしいサイトでも、ジロジロ見回す、挙句は勝手に撮影するのはマナー違反。

情報を得たいなら、撮影したいなら、かならずそのキャンパーに一声かけること。そして撮影を断られたら、きちんと受け入れること。もちろん、撮影の許可をいただけたとしても、写真をネットに上げるのは禁止。

7:公共施設を占拠しない

キャンプ場には屋根付きの水汲み場、あるいは雨天時の炊事場やシャワーなどが設けられている。そのような公共の施設を、大人数で占拠しない事。
キャンパーは、すべてが平等だ。すべての入場者が気持ちよく施設を使えるように心がけたい。

8:夜間に騒がない

都会の集合生活暮らしでは、とかく音に気を遣う。子供がはしゃぐ足音、ペットの鳴き声、あるいは趣味のギター…開放感あるキャンプサイトでは、そんなしがらみから解き放たれて思いっきり騒ぎたくなる人もいるだろう。

でも、様々な立場のキャンパーが集うキャンプ場も、いわば「野外の集合住宅」。水入らずの一夜を楽しみたいカップル、静かに焚き火を眺めつつ想いに浸るソロのキャンパー…様々な趣味嗜好や事情を抱えた人々が集う空間。そんな中で騒がしい音楽を大音量で流されたら、イメージもぶち壊しだ。キャンプ場はみんなの空間であることを心掛けたい。
夜の9時以降は、大声や大音量の音楽は控えること!

そして、音楽のセレクトにも注意。音楽の趣味は様々だろう。でもキャンプというオープンな空間を考えれば、ポップスかジャズあたりが妥当だろうか。ロックやパンク、あるいはアイドル歌謡などを大音量で流されれば、当人は満足としても周囲が落ち着けない。

9:撤収作業 来た時よりキレイに!

楽しかった一夜も終わり、いよいよ撤収作業。

テントは屋内の備品を出した上で、解体しないままで「ひっくり返す」
夜露に濡れた床下を乾燥させるためだ。その折に風で吹き飛ばないよう、重りを載せるのを忘れない。
ゴミの類は生ゴミ、ビンに缶と分別して、所定のゴミ捨て場に捨てる。カラになったガスのカートリッジは必ず「穴を開けて」内部のガス分を抜き切る。この作業は、必ず火の気から離れた場所で行うこと。なお可燃ごみは焚き火台で焼き捨ててしまいたいが、紙皿などは燃えれば灰が舞って周囲の迷惑になる。焼き捨てるのはせいぜい「割りばし」くらいにしておこう。

その上で、以前の記事
「アウトドアの基本は焚き火 人類の記憶を呼び覚まそう」

でも紹介した手順で焚火を消す。
火に水をかけるのではなく、バケツに汲んだ水に燃えさしの薪や熾火を漬けることで、丁寧に消火。仮に燃え盛る焚き火にザブッと水をかけたが最後、灰と水蒸気がボワッと立ち上がる。
最後の最後で、周囲に迷惑をかけてはいけない。 

丁寧に消火した燃えさし、残った灰や炭は所定の捨て場に収めよう。
サイト周辺に埋めたりするのはもってのほか。炭は腐らないので、自然には返らない。
そして所定の捨て場に納めるにしても、完全に湿らせて消した状態にしてから。
火が残ったままで捨てれば、これまた火事の元。

乾いたテントを解体して収納、その他のグッズも車に要領よくまとめる。

すべてをキレイに、気持ちよく撤収!
小学校の課外授業で教え込まれた鉄則は、キャンプにも通じるすべてのマナーだ。

取材協力・写真提供:成田ゆめ牧場オートキャンプ場
本文:角田陽一

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