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「焚火ノ手斧-YOKI-」使用テスト その1「薪割り」


手斧,薪割り,焚火  

前回の記事で紹介した焚火ノ手斧-YOKI-
今回はその使用レビュー記事として「薪割り」を紹介してみたい。

手斧のメジャーな用途 
それが「薪割り」

 手斧,薪割り,焚火

箱出しのマッサラ状態。だが柄には手製の蜜蝋クリームを塗装すれば、深みある飴色の光沢が滲む。
本体にはパラコードを装着することで使用時の柄への衝撃を抑え、手からのスッポ抜け事故を防ぐ。
なおかつ赤いパラコードを選択したことで、緑一色のフィールドに放り出してもよく目立つ。
だから見失いの紛失トラブルも発生しにくい。

ではいよいよフィールドに持ち出し、実地検分をしてみたい。

薪割り。
薪や炭が燃料の定番だった時代、手斧は家庭の必需品だった。そのままでは火付きが悪い太い薪を手ごろな大きさに割り砕けば、酸素に触れる面積が広がることで格段に燃焼性が向上する。
キャンプ場で買える薪は十分に乾燥され手ごろな大きさに割られてはいるものの、さらに割ることで火おこしがさらにスムーズになるだろう。

当「焚き火の手斧」の性能を説明するに当たり、別メーカーのモデルとも比較してみたい。
現在、薪ストーブユーザーに大人気の斧メーカー、スウェーデンのグレンスフォシュが提供する「ワイルドライフ」だ。

手斧,薪割り,焚火,ワイルドライフ

刃渡り:80mm
柄長:345mm
斧頭:W130mm400g

全体のサイズそのものは「焚火ノ手斧-YOKI-」とほぼ同じ。

手斧,薪割り,焚火,ワイルドライフ

次に、両者の刃を比べてみよう。
左「焚火ノ手斧-YOKI-」。
刃を側面から見れば、分厚い刃がシュッと急激にすぼまる形。
まるで2枚貝を殻ごと半分に切った断面のようなので、「ハマグリ刃」と呼ばれる形状だ。
分厚い刃は、見るからに薪割り向きのモデル。

右がグレンスフォシュのワイルドライフ
こちらは洋式斧なので、和式斧のような「山の民の信仰が込められた刃のスジ」は無い。
代わりに手打ち鍛造による槌の跡が明瞭に全体を覆い、独自の意匠となる。

次に刃の断面を見てみよう。断面は「ハマグリ刃」とは逆方向、太い刃が内側に湾曲して鋭くすぼまる形状。
キュッとスマートなフォルム。実際に刃の重量は「焚火ノ手斧-YOKI-」より明らかに軽く、そして鋭い。

薪割りの威力は 
「焚火ノ手斧-YOKI-」の魅力

では、実際に薪を割る。
使用樹種は、よく乾燥させたスギ丸太。直径10cmほど

まず「焚火ノ手斧-YOKI-」での実験画像。

重量約700g、手ごろな重量を有する厚みある刃は的確に丸太に食い込み、
あっさりサクサクと丸太を薪に変えていく。

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次に「ワイルドライフ」での実験画像。

薄く鋭い刃は、丸太にしなやかに食い込む。
だがシャープだからこそ重量に欠ける。
一撃で薪を割りきれず、何度も台に打ち付ける。
あるいは、丸太ごと逆さまに持ち替え薪自体の重量を生かして刃を食いこませる。
そのような工夫が必要となる。

やはり「焚火ノ手斧-YOKI-」、焚き火の手斧。
焚き火に不可欠な、薪割りに確実な威力を発揮してくれることがお分かりいただけるだろう。

本文:角田陽一
撮影:中里慎一郎
協力:田中拓哉、奈良本洋二、長谷裕介

 

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